愛を育てましょう?


「やっぁ・・ぁ、ん」


月明かりに照らされた部屋に、吐息と嬌声と、ベッドの軋む音が響く。
恋人である二人・・・工藤新一と黒羽快斗は、久々の逢瀬に、夢中でお互いの身体を求めた。



「新一・・・」
「んぁっ・・か、いと・・・」

快斗が動くと、結合部分から濡れた音が聞こえる。
ぐっと奥を穿たれて、新一が身体をしならせる。
もう、何度目になるかわからない精を、腹の上に吐き出した。
快斗も奥に吐き出す。

「ひっ、あ、あぁ・・・!」
「・・・っ」

ヒクヒクと新一の身体が震える。
背に立てられた爪に快斗が一瞬顔をしかめる。

「ぁ・・・か、いと・・・もっと・・ぁ」


感じすぎたためか。
新一の目尻から一筋の涙がこぼれ、潤んだ瞳で快斗を見つめる。
まだ、新一の中に入ったままの快斗自身が、ドクン、と大きくなった。

「やっ・・・ぁ、ま・・た・・」
「新一のせい」

快斗はニッと笑って、新一に深く口付けた。

「んっン・・・」

新一が快斗の首筋に腕を回して抱き寄せ、もっと、と強請るように自ら舌を絡ませる。
キスをしたまま、快斗が腰を動かす。

「ふっあ・・あぁ・・!」

新一のモノも再び頭を擡げてくる。

「んっく・・・ぅ、ん。か・・・ぃと・・ぉ」

甘えるような声色。全身からかもし出される色香。切なげに寄った眉に、潤んだ瞳。
全てに誘われるように、快斗が動きを激しくされる。

「やあぁぁ・・・あっ・・あ・・・っ」

新一の足が快斗の腰に絡む。
もっと、深く繋がるように。

「・・・・・ぃと、かいと、かいと・・・っ!」
「っ、新一・・・一緒にイク・・?」

新一がコクコクと頷く。
互いの名を呼びながら、ほぼ同時に・・・果てた。















もう外は白くなってきている。


気を失うように眠った新一を抱きしめて、快斗は愛しそうに見つめていた。
自分もそろそろ眠い。

今日は珍しく二人そろっての休みだし。
まぁ、だから、ここまで無理できたんだけど。
新一も起き上がるのはしんどいだろうし。
一日中、ベッドの中でのんびり過ごすのもいいかもしれない。
・・・新一にご飯食べさせないとダメだけど。

きっと新一は起きて、夜のこと思い出したら真っ赤になって拗ねるだろうな。
機嫌をとるのは大変だろうけど、それすらも楽しいから仕方ない。

腕の中で無防備に眠る愛しい人に、そっとキスをおくって。
快斗も瞼を閉じた。



裏のリハビリに・・・。 あうー、どうしても上手く書けない。 ずっと書いてなかったからなぁ・・・(沈)