伝える術は・・・。オマケ２



「ところで、ジェイド」
「はい、何でしょう？」
「俺は、お前の気持ちを聞いていないし、知らない。」
「・・・・・・・・・・プラチナ様」
「何だ」

脱力したジェイドを誰も責めることは出来ないだろう。

「たった今、抱いたじゃないですか！」
「・・・・そうだな」

恥ずかしそうに目を伏せる。

あーあ、そんな無防備な顔しちゃって。

「・・・それで、どうして気づかないんです」
「・・・・。」

なるほど。全くわからないわけではないらしい。
しょうがないですねぇ。

はぁ、とジェイドはため息を付いた。
それに、プラチナは"？"を浮かべる。

「そーですね、鈍いですもんね。プラチナ様」
「わけがわからんぞ。俺の質問に答えろ」
「しょーがないですねぇ」

そう言って、顔を寄せる。

そうして・・・。

「愛してますよ、プラチナ様」

そう言って、唇にキスをした。



お粗末さまでした。

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