第二話





「ふぅん・・・。ここが新一の家、か・・・」
学校帰り。制服のままで新一の家を訪れた。
別に家を教えてもらったわけじゃない。
勝手に調べた。
なかなか手強かったけどな。


昨日、あのあと・・・。
『・・・・・・・・・は?オマエ、なにいってんの・・・?』
『ん?だから、俺、新一が好きだよ・・・v』
『好きって・・・オマエ、おかしいんじゃねーの!?信じらんねー・・』
『そう・・?一目ぼれってやつ??』
『・・・・・本名名乗ったのもお前がはじめてだけど、こんなに軽いのもオマエが初めてだよ・・・』
『あったばっかりのやつに、今まで名乗った事もない本名を名乗るんだから、
新一もなにか感じるものがあったんじゃねーの??』
『・・・・ほんとに、不思議なやつ。なんもしんねーやつに急にンなこと言うか?普通・・・』
『普通と違うのはよーっくわかってるよvvなんも知らない事ないじゃん??俺は快斗、お前は新一。
でもって、俺はお前の秘密の現場を目撃した。正体もしってる。これで十分じゃねー?』
『・・・・・・・・・・・』
『ん?新一・・・?』
『はは・・・。そうかもな。わかったよ。快斗。で、お前の秘密も、教えてくれんの??』
『!!・・・・ビックリしたー。どして、ヒミツがあるってわかった??』
『なんとなく』
『・・・すっげーよ、新一』
・・・・・・・・・・俺の秘密は、また今度ね。


そういって、その時は別れた。
俺は、偶然なんて待ってるやつじゃないから。全てを必然にしないと。
呼び鈴を押そうと手を伸ばした。
「・・・!快斗・・・・・!?」
「へ?あ、新一!!」
後ろからかかった覚えのあるいい声に振り向けば、そこにいたのは、やはり新一だった。
・・・・・ブレザーにネクタイ。革のカバンを持った新一がそこに立っていた。
「新一・・、高校生だったんだね〜」
「・・・・お前も、な・・」
「とりあえず、中・・・入るだろ??」
「ありがと」
にっこりと笑って。
新一の後ろに続いて中に入った。



短くてゴメンナサイ